■相続についての相談事例

　誰が相続する権利をもっているのかについては民法で定められており、生前に対策をしておかないと、いざ相続が発生したときにトラブルになるケースがあります。
　今回は当センターに実際にご相談があった事例をご紹介いたします。

　長男家族は父母と同居をしていました。いわゆる三世代同居です。父母の晩年、介護が必要となっていましたが、長男は日中は仕事があるため、父母のお世話は専ら長男の嫁が担ってきました。介護は大変でしたが、従来から父母と長男の嫁との関係も良く、長男の嫁は一生懸命尽くしました。そして父母が亡くなりました。長男は３人兄弟で、他家へ嫁いだ姉と妹がいます。長年にわたり父母と同居をして生活を共にし、晩年には（長男の嫁が）介護をしてきたこともあり、財産の大半を長男が相続したいと姉妹に打診をしましたが、兄弟平等に１／３ずつでなければ嫌だ、と言われてしまったのです。

　そう、長男の嫁にはどれだけ父母のために頑張ってきたとしても、相続する権利は一切ないのです。父母のために尽くしてきた長男（及び長男の嫁）と、他家に嫁いで父母の為に何も貢献しなかった姉妹と平等に扱われてしまう、この事に納得がいかないとご相談に来られるのです。

　このような場合は、相続に備えて生前にしっかりとした対策をしておくことでトラブルを回避することができます。私共、みえ相続相談センターにお気軽にご相談ください。

　■みえ相続相談センターで相談できることって？？
　☑親の遺産相続について準備しておくことはあるの？
　☑相続税ってどのぐらいかかるの？どうやったら節税できるの？
　☑遺言書を作りたいけれど、どうやって書けばいいの？
　☑失敗しない遺言書の作り方を教えてほしい！
　☑相続対策をしたいけれど、生前贈与は得をするの？

　◆みえ相続相談センター◆
　伊勢：伊勢市黒瀬町８４７番地１
　津　：津市羽所町３４５番地　第一ビル３階（津駅東口すぐ）

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